大坂城(大阪城)

〜幻の「太陽城」〜

 大まかに分けると、豊臣大坂城、徳川大坂城、そして現在の大阪城と3通り存在したということになるようですが、個人的な趣味でいうと、どれも今イチという感じです。
管理人が一番興味を持っているのは、織田信長が築こうとして実現できなかった「幻の大阪城」です。
 大阪という土地の利点について、信長は早いうちから目をつけ、ここを本拠地にしようと考えていたようです。
石山合戦が終結し、いよいよ築くという段階で斃れてしまい、結局秀吉がパクッたようです。
信長の死後、丹羽長秀が秀吉寄りになっていたことからも、わかるような気がします。



 信長だったらどんな大阪城を築いたのでしょう?
それを考えると大阪城に対する見方が変わってきました。
となると名前もどうなっていたことか。
岐山からとった「岐阜」、平安楽土からとった「安土」、すると大阪城は.......。
井沢元彦著「織田信長伝・覇望の日本編」(光栄)では、本能寺を脱出した信長が天下統一を果たし、大阪に築いた城に「太陽城」と名付けるところで終わっています。
そう考えると、いろいろ楽しみのある城です。




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